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  • 防災社会デザイン研究会

藤沢市立高砂小学校での写真授業

こんにちは!大木研究室の伊藤と佐々木です。


 10月22日は、藤沢市立高砂小学校で、5年生を対象に写真授業を実施しました。

写真で危険さがし授業:http://www.bosai.sfc.keio.ac.jp/column-shortdrill



 授業前半では、日本ではたくさんの地震が発生していることや、「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」という「3つのない」などを子どもたちに紹介しました。また、先生方に学校内の写真を撮っていただき、その写真の中で危険なものは何か、子どもたちに探してもらいました。子どもたちは、自分が写っている写真に盛り上がりながら、積極的に手を挙げて意見を出してくれました。今回の授業をきっかけに、子どもたちが身の回りの危険を見つけられるようになるといいなと思います!

 後半は、地震が起きた想定で、身を守るポーズを取る訓練を行いました。回数を重ねるごとに、子どもたちの動きが速くなっていき、臨機応変に身を守るポーズを取れるようになっていました!「地震が起きたら机の下に隠れる」、「頭を守る」といったことは、当たり前のことのように思えますが、当たり前のことを発災時にスピーディーに行うためには、日頃の練習の積み重ねが大切であることを実感しました。

 久々の写真授業でとても緊張していたのですが、子どもたちがしっかりと話を聞き、積極的に取り組んでくれたので、私も安心して授業に臨むことができました。授業をさせていただき、ありがとうございました! 

(伊藤 花菜)



 10月には珍しい寒空の下、私たちは神奈川県藤沢市の高砂小学校にて5年生を対象に写真授業をさせていただきました。私にとっては今回が研究室に入ってから二度目の写真授業で、一度目の反省点を活かし、前回よりも子どもたちの目線に立った分かりやすい授業ができたのではないかと感じています。私は二度の写真授業でなるべく子どもたちが「楽しく、全員が学べる」ことを心掛けました。それは私自身が小学生だった頃に堅い話ばかりだと気が散りがちだったからです。 

 「楽しく学べる」ことが口調や表現などの雰囲気づくりを指すのに対し、「全員が学べる」ことは体を使って授業を見やすくすること、全員の発言や思考を促すことに難しさがあります。一度目の写真授業で、この「全員が学べること」にあまり気を遣えなかった反省から、今回は子どもたちのペースに合わせ全員が学べる授業ができたと感じています。

 私たちが教室に入った瞬間から温かい雰囲気で、子どもたちが積極的に授業に参加してくれたので落ち着いて授業をすることができました。授業後には子どもたちが質問に来てくれたこともとても印象に残っています。高砂小学校の皆さん、ありがとうございました!

(佐々木 瑛資)



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